ヨーロッパ巡礼の旅(SanguesaからS.to Domingo de Silrs編)

『5月7日』
朝、日の出の共に、私達はLeyreを後にした。
昨夜泊まろうと思っていたSanguesaに急いで向かった。

まだ8時前、やっと人々が動き始めた時間である。
ロマネスク建築のサンタマリア・ラ・レアル教会に向かった。
ここの教会はタンパンにある首つりのユダが有名である。

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バルでお茶をし、近くにあったパン屋さんに入った。
どうも地元の人御用達のパン屋らしく、近所のお年寄りで賑わっていた。
「オラ〜」と挨拶をすると、いきなり、パンを片手にもったおじいさんが、何やら
スペイン語で話し掛けてくる。

「え〜?なに〜??家に来いって?鍵を空けるから??」
身振り手振りで会話する。
結局、おじいさんに引っ張られ、シャッターの閉まった家まで一緒に向かった。
シャッターが開くと、何とそこは工房件、作品展示場。
嬉しくなってしまうものが沢山並んでいる。
いきなり街の模型にスイッチを押すと、何とその川に水が流れてきた。
もうそれからが大変。   ひとつひとつの説明に、「ワオー」みんなの歓声が上がる。

どうも、昔は教会建築に関わっておられたようである。
沢山の新聞記事を見せてもらった。
職人気質のおじいさん。
宮島の建具職人のおじいさんを想った。
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長い時間そこで様々なものを見せてもらい、
「自分はもうサンチャゴには行けないから自分の分まで祈っておいて〜!」
確かそんな感じの事を言われ、やっと私達はそこを後にした。
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帰りに、教会の上にいるコウノトリの巣を教えてもらった。
日本では珍しいコウノトリ。  何だか始めて見た気がする。
さあ、ここから、コウノトリ探索が始まるのだった。

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小さな町Lercaに入った。
路地を上がってゆくと小さな教会があった。
おじいさんに出会い、昨夜私達が泊まったLeyreの教会の話しになった。
どうも、このおじいさんはそこに居たらしいのだ。
全く分からないスペイン語でも何となく分かってくるから不思議である。


少し走ってゆくとArtajonaの町に入った。
その聖堂では大規模な工事が行われていた。
これが完成した暁にはきっとここも有名な観光地になるのだろうと思う。
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こんなまだ修復できていない宝の山がこの地には山のようにある。

ヨーロッパではいつも困る事は、トイレが少ない事である。
トイレに近い私にとって、これは大変な悩みの種なのだ。
田舎に入ると大抵あるバルさえない事がある。
バルを見つけるとカウンター越しにエスプレッソのソロ(シングル)で大抵1ユーロ
ちょっとである。
まあ、これはトイレ代という事でしょうか?

この度の旅行で始めて「きじ打ち」という言葉を知った。
一緒に同行した友人から教えてもらったのだが、自然の中で、大きい方をする事を
「きじ打ち」というのだそうだ。
丁度きじを打つ時の格好に似ているからだという。

これだけは、何としても避けねばならないと、心に誓った(笑)

とても可愛い看板のワイナリーを見つけた。
入口の看板には金額の表示がしてあった。
大抵が2ユーロから5ユーロまでの金額である。
一杯やりますか?そんな感じで入ると、何とその金額はワイン1本の値段だった。
夜用に2本調達した。
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私は通りすがりの町で、観光地で、気がついたらゴミ箱の写真を撮った。
そんな私は見ていたおじいさんは、何を撮るんだい? そんな不思議な顔をして眺める。
とても私の語学力では伝わらないので、「オ〜ラ〜!」笑顔でごまかす。
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私達は高速を横切ってカミーノで有名な王妃の橋のあるPuente la Reinaに着いた。
橋のたもとには、疲れ切ったカミーノとここから出発するという元気一杯のカミーノが。
若い人たちから年寄りまで世界中から巡礼の人たちが集まっている。
みんな背中のリュックにはホタテ貝を付けている。
これがマークなのである。
この王妃の橋は神聖な橋だという事で、カミーノの人たちは裸足でこの橋を渡っていた。
女性のリュックの後ろに、下着の洗濯ものが..?  確かに気持ちは分かるけど、日本人には
できないかも?
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本格的にカミーノの道(と言っても、原則的には自動車道を歩く事は少ない。
同じコースでも道路の横に舗装されていないカミーノ専用の道がある)を走ってゆく。
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次の町に着く頃、少し雨が降ってきた。
私は、用意してきた雨具を出そうとしてみると、今回軽量で来た中で、一番重かったのが、
ポンチ雨具だったのだが、それを出してみてびっくり、雨具ではなく、何かの入れ物の様
な形状である。
え〜?これ何??ポンチのつもりだったのに、....。
何と少し後で分かった。
それは、自転車の輪講袋だったのだ。
仕方がないので、不本意ながらも、予備で持ってきた軽量折り畳み傘を出した。

カミーノの人たちもびっしょり濡れ、雨具をして歩いている。
町の入口にカミーノの宿があった。
その前には雨の為、雨宿りや、早めの宿泊をする為に沢山のリュックを担いだ
カミーノの姿が見える。
その中に何と車いすの人がいた。
その車いすはかなり改造してあるらしく、手元に複雑な操作があった。
凄い〜!  声を掛けて、写真を撮らせてもらった。

ここスペインに入って気がついたのだが、教会に入るとその中にはイエスの像よりも
マリア像の方が中心に飾ってある。
そのマリア像は、殆どが子供を抱いた母子像なのである。
(この意味はよく理解できていないのだが、スペインではマリア信仰が盛んなのかも
しれない。勉強不足!)
その後、その母子像の極めに出会う事になったのだが、お楽しみに〜!
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私達は、Sierra de la Demanda LR113道を目指して進んだ。
道に迷い、トラックの運転手さんに聞くと、わざわざ車から降りて、全身をくねくね
しながら、「この道を行くのかい?道がくねくねして運転しにくいよ。あの車でかい?」
と私達の車をさしていかにも大変そうに教えてくれた。
遠くで見ていた仲間も彼が何を言っていたかは、そのジェスチャーで理解できたらしい。
まあ、時間もある事だし、行ってみますか!

案の定、いきなり道が悪くなり、始めてのガタガタ道になった。
出会う車は殆どが四駆である。渓谷のグネグネ道を走る。
斜面に面して今までとはまるで町の色が違うきれいな町を横切った。

一体どこまで行くのだろう ?  段々不安になってくる。
人工湖の横を走る。のどかである。
羊は放し飼いされ、道路の横にまででている。
道端にはわらびが沢山生えている。日本ではこんな場所だったら、山菜採りの人たちで
さぞかし溢れているのだろう。
スペインの人たちはきっと、山菜は食さないのだろうね〜。
そんな事を話しながら、進んだ。

そんな中、湖畔に小さな小屋のような教会を発見した。
何と12〜13Cオリジナルのロマネスク様式の教会である。
今では目の前が湖だが、きっとその頃には、ダムもなく、山の上にある教会だったのだろう。羊飼いの為の教会。
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こんな辺鄙な場所にも所々村というより集落がある。一体ここに住んでいる人は何をして生計を立てているのだろう? 車の中で、そんな事ばかり会話になった。
が、しかし、こんな山の集落でも大掛かりな修復工事が行われていた。
いかに観光に力を入れてきているかが分かる。
 
2時間あまりかけて、やっと我々は大きな道に出て町に着いた。
いよいよ今晩宿泊予定のS.to Domingo de Silrsである。
目の前に岩山がそびえたっていた。
その岩山に向かって行っている。
どんどんその山の中に入り込む。
岩山の間に道が続いていく。
両側には行けども行けども岩のそびえ立つ山が迫ってくる。

こんな場所に本当にあるのだろうか?
秘境という名では語れない程の秘境?
日本の修行僧でもここまでの場所で修行はしなかったのではないだろうか?ふと思う。

一体何処に向かっているのだろう?  段々不安になってくる。
そんな道を延々どのくらい走ったのだろう。
いきなり高原に出て来た。  町並みが見えてきた。
想像以上の場所である。

観光バスも沢山入っていた。  きつねにつままれたような気がした。
もう6時すぎである。
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教会のある場所に急いで向かった。  
ところが、丁度今修道院の回廊を見る時間が終わったばかりらしく、沢山の人たちが
修道院から出て来ていた。
私達は7時から始まるというグレゴリオ聖歌が聞けるミサに出席する事にした。
この聖歌隊のレコードが全米でチャートに乗った事で有名になったという。

修道院の目の前にある下がレストランで上階がホテルになっている場所を見つけ、
安い部屋を予約した。

7時からミサが始まった。  私達は後ろに座った。

すると、いきなりテノールでのアベマリアがろうろうと聞こえてきた。
なんとも凄いアベマリアである。  思わず、胸がじ〜んとしてきた。
その後、聖歌隊の歌声が響く。
宗教声楽ってこういうものなんだよな〜。
後で知った事なのだが、この日に訪問した観光客の中にどうも歌手の人がいたらしく、
特別にソロでの出演だったらしい。
なかりうまい人だった。

私はこの町に入ってから気になっていた丘の上のマリア像の所まで、
どうしても行きたくなった。
もう8時だというのにまだ明るい。
他のメンバーはバルで飲んでいる間、私はひとり丘の上に登っていった。

途中、小さな礼拝堂がある。 お墓らしきものも..。
きっとここで修行僧の人のものなのだろうか?
少し息を切らす位登っていくと遠くから見えていたマリア像の所に着いた。

ここからはきれいに町が望める。
夕日をみながら、ゆったりとした時間を持った。

塀で囲まれた修道院。長い年月、ここで修行していた人々の事を思った。

こんなに穏やかな気持ちでいれる事、この場所に来させて頂いた事全てに感謝した。
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下に降りてみんなのいるレストランに行くと、そこは別世界のようだった。
レストランのおばあちゃんのけたたましい声と子供の騒ぎ声で溢れていた。
結局その声は、深夜まで続く事になったのだが..。

その夜、もの凄い雷が鳴り響き、大粒の雨が降った。
隣の部屋で遅くまで飲んでいたノー天気な相棒と友人らは、なんとその音をおばちゃんの
洗濯をする音か何かと思ったらしい。 
何とも...。
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# by necowash | 2008-05-19 00:30 | ヨーロッパ巡礼の旅part2

ヨーロッパ巡礼の旅(ピレネー越えからLeyre 編)

『5月6日』

私達は昨夜フランス トウルーズ空港でレンタカーを借り、空港から10分の
予定のホテルが見つからず、深夜1時間あまり探し廻った。

やっと、着いた場所にはホテルの名前は無く、電気もないAppart'cityの看板のみ
だった。
電話で聞きながら閉まった門の横のインターホンを鳴らすと、その四角い建物が
私達の泊まるホテルだったのだ。

そんなやっと辿り着いたホテルを明るくなった朝見てみると、その場所は競馬場の
横にある長期のアパート形式の宿泊所だった。
これでは解らない筈である。

私達は、やっとの思いでその場所からA64高速道路に入った。
1時間も走った所で真横に雪を被ったピレネー山脈が見えてきた。
いよいよピレネーの山越えである。

サンチャゴまでの巡礼者(カミーノ)はこの山越えをする人も沢山いるのだ。

私達はこの景色を堪能したく、丁度見えてきたサービスエリアで朝食を取る事にした。
広い敷地に沢山の自転車のモニュメントがある。
これは高速からも見えていたのだが、どうも、ここにあったらしい。
早速我々は広場に向かった。

Le Tour De Franceのピレネー越えの拠点のようである。
自転車好きにはたまらない場所である。
たまたま停まった所がこんな素敵な場所で感激。

きっとこのエリアを造成した時に出たものであろう石を組み立てて作ったモニュメント
もあった。
玉を持ったドラゴンのようである。
このドラゴンってワオ〜ってピレネー山脈に向かって吠えている。そんな気がした。
よっしゃ〜!  いよいよピレネー越えだ!

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私達は帰りの寄る予定のルルドを過ぎPauからN134に入った。
お天気もよく、絶好のドライブ日よりである。
途中、とてもきれいな村を見つけた。
友人は「今晩はここに泊まろう」と..。
確かに、こんな場所なら、ボ〜とするのには丁度いい。
丁度シエスタ時間?でもないのに..村人ひとりにも会わなかった。
きっとカミーノの途中だったら、泊まりたい場所かもしれない。
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国境ギリギリまで鉄道が走っていた。
カミーノの人たち数人に出会った。   これからサンチャゴを目指すのだ。
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国境の長いトンネルを越えると、いきなり風景が変わった。
今まで見えていた雪景色のピレネーからまるで違う世界だ。
木々の色、空気まで違って感じる。
フランスが水分をしっかり含んだ空気と生き生きとした自然であったのに比べ、
スペインに入った途端、空気は乾き、自然の透明感もなくなった気がした。
建物のデザインもガラリと変わり、フランスが良かったな〜と思わず口に出てしまう。

が、しかし..。 かなり順応性があるらしく、すぐ様、スペインの空気に馴染んできた。
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ピレネーの山越えをして、友人の夢にも出たというJacaにやっと辿りついた。
が、しかし...。 いきなり大きな街。
今まで田舎の村を訪ね、感動してきた我々には、街にはうんざりしてしまう。

なにしろ、街を出るのも大変なゆえ、あまり街には魅力を感じなくなっていたのだ。
そうそうに我々はJacaを後にした。
「あ〜来なきゃ良かった〜夢のままにしておけば..」 いつまでもブツブツ..。

その後で、また素敵な村を発見。
「Jacaのイメージはこんな場所だったんだよな〜」
これらの村は、この度持参したスペイン全土の地図には乗っていない。
この地図にのっている場所はかなり大きい街である事がこの頃から解ってきた。
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この日の一番の見所であるS Juan de la Penaを目指した。
途中の村でカフェタイム。馬が放し飼いにしてあり、私達の行く所に着いてくる。
のどかだな〜。

険しい山を上がり、Juan de la Penaに着いた。
大きな岩の下にある教会である。駐車場が無いらしく、上のパーキングまで行け
と言われ、私達は上の広場の大きな聖堂のある場所まで行った。

観光地の場合、お昼には大抵閉まっている事が多い。
案の定、丁度ここも閉まっていた。
聖堂では新しく改装されていて、現代アートが展示されているらしかった。

古いものと新しいもののコラボ。   かなり大胆な試みである。
ガラスの床の下から昔の聖堂が望めるようになっているらしい。

私達は歩いて道路横斜面を降りて、岩壁にある教会に辿り着いた。
何とも凄い建築である。
2Fの真ん中には回廊に囲まれて入れないように冊がしてあった。
日本の神社によくある祭事の場所を思った。
同じような場所なのではないだろうか?

岩壁は大きな石ではなく、小さな丸い小石が堆積して
できているものであった。
どうして、山の上に丸い小石の堆積があるのだろう?
昔は川だったものが隆起してできた場所なのだろうか?
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今晩泊まる予定にしていたSanguesaに行く前に修道院のあるLeyreに急遽
立ち寄る事にした。
本当にこんな場所にあるの?   と思える程、山に入った所にいきなり大きな
修道院が見えてきた。

その裏山にも大きな巨石がある。
遠くから見えていた巨石の山の近くらしい事が分かった。

観光バスも来ている。   着いたのが6時過ぎ、ここにホテルもあるという。
パラドールにはとてもとても泊まれそうにないので、今晩はここに泊まろうと
いう事になった。
そうそうにチエックインし丁度7時から始まるミサに出席する事にした。

お年を召した修道士10数人が前の祭壇に並ばれ、ミサが始まった。
小さな脇のオルガンと一緒に聖歌(グレゴリオ聖歌が有名である)が歌われた。
とても厳粛なミサだった。

付属のレストランで定食を頂き、乾杯した。
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# by necowash | 2008-05-17 21:21 | ヨーロッパ巡礼の旅part2

ヨーロッパ巡礼の旅(アムステルダム編)

『5月5日』

9年振りのヨーロッパの巡礼の旅である。

相棒は4年前から残りの巡礼コースを行くために準備してあったらしく、
緻密な工程と地図の赤印を辿っての旅である。

一体どんな旅になるのだろう?

日本を朝の2時に出発し、車で関空には7時すぎに着いた。

10日間預けて約1万円の駐車料金。新幹線よりかなりリーズナブルである。
ゴールデンウイークも最終日だった為か、何と、往復エアーチケット代は6.5万円
+3.5万(その他費用)である。

この度、我々は一切の荷物を預けず全て手荷物として持って入っていた。
とても身軽でかつ安全である。

初日のみホテルは予約しているものの、後は行き当たりばったりの旅行を
する我々にとって、荷物が来なかったら致命的なのである。

この数ヶ月の間に随分手荷物は厳しくなり、化粧水等の液体に関しては
100mlに小分けし、ひとり1Lまでを透明ビニールに詰めなくてはいけなくなっていた。
出国する際には、しっかり化粧水の銘柄までチェックされてしまった。

今回は、ちょっと冒険。前もって機内食をベジタリアンミールを頼んだのだ。
数人同じく頼んであったらしく、何度も席を確認された。
いつも一番最初に持って来られるのだが、

が、しかし..。期待していたベジタリアンミールは○○○。。

関西空港からアムステルダムまで11時間あまりの予定だったのだが、1時間早く
アムステルダムに到着した。
機内から見えるアムステルダムの街は、とても整備されてきれいである。

丁度お花のシーズンだからだろうか、グリーンの畑の中に赤や黄色の様々な
色が見えた。
びっくりした事は、この数年の間に、あちらこちらで風力発電が
増えた事である。かなりの量である。
ヨーロッパにおけるエコ意識の高さを感じさせられた思いがした。

フランスToulouseまでのトランジットが結局5時間あまりある事になった。

我々は急遽、街まで出掛ける事にした。
オランダ、スキポール空港から街までは15分程度だという。
さすがに始めての地、チケット一つ買うのもまごついてしまう。
地元の人に教えてもらいやっとチケットをゲット。
クレジットカードで買う場合、カードの入れ方が日本とは違っている場合が
多くいつも迷ってしまうのだ。

アムステルダムの駅は東京駅のモデルになった建物だという。
今まで何度もトランジットでスキポール空港には来ているものの、
アムステルダムに降りたのは始めてである。

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この度、急遽同行する事になった、日本人離れしている友人が
「飾り窓」を見たいらしく、ちゃんと場所も前もって把握していた。

が、しかし、彼の思いを横目に、目の前に運河クルーズの看板を見つけた。
60分コースと90分コースがあった。時間を計算するとギリギリ乗れそうである。
急いで60分のクルーズに飛び乗った。

運河から市内見物である。大型船が通る大運河を過ぎレンゾ・ピアノ氏の設計、
科学技術センター・NEMO やアンネ・フランクの家を運河越しに見える。

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運河脇には1000近くの船が停まっているらしく、それぞれがきれいにお花や植物
で飾り、船上では沢山の人たちが、優雅にワイングラスを片手にゆったりした時間を
過ごしている。

まだ、5時前の平日である。
一体こんなゆったりした時間がどうして過ごせるのだろう?
私達の慌ただしい毎日を思った。
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# by necowash | 2008-05-16 18:49 | ヨーロッパ巡礼の旅part2